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葉月を乗せて

これが、完成版のラストリゾート』ですか…」
男が感心したように小瓶を見つめる。
そしてもう一人の男が彼女の耳元で囁き始めた。
全ての記憶は闇に葬られた。自分の出生、名前、今までの経験、そして東雨宮のことも。絶対に思い出してはならないのがカエルム計画』の全貌。これを思い出した時、君は大切な人を殺さなければならない。このキレイな手で、愛する人の命を…」
全ての記憶は闇に葬られた。自分の出生、名前、今までの経験、そして東雨宮のことも。絶対に思い出してはならないのがカエルム計画』の全貌。これを思い出した時、君は大切な人を殺さなければならない。このキレイな手で、愛する人の命を…」
全ての記憶は闇に葬られた。自分の出生、名前、今までの経験、そして東雨宮のことも。絶対に思い出してはならないのがカエルム計画』の全貌。これを思い出した時、君は大切な人を殺さなければならない。このキレイな手で、愛する人の命を…」
根気良く同じ内容を一言一句漏らさずに囁き続ける男。
突然パンっと手を叩いた。
すると葉月が目を覚ます。
…」
おやすみ。君は最後の切り札だ。次に目を覚ましたとき、安らかな人生がはじまる。何も思い出さずに、運命を受け入れるんだ」
その声にゆっくりと頷き葉月は倒れこんだ。
よし。これで洗脳はバッチリだ。船で砂浜に置いて来よう」
了解。さすがですね」
男は格納庫の扉をあけ、ジェットボードに葉月を乗せて出発する。それを見送るもう一人の男。
葉月は呆然とその記憶を思い出していた。
(そうだ…。誰かが私の記憶を奪った…)
思い出した?」
ゆっくり訊ねられ葉月は振り返る。
するとまた島の浜辺に景色が一変した。
あれは…誰?」
誰だと思う?」
分からない…」
分かっているはず。あなたの記憶を封じて、一番得をするのは誰?」
葉月のことが邪魔なのは、叔父の雨宮宗一郎。
そして栄太の母、幸子だろう。
栄太が跡取りになる障害になり獲るのが葉月だ。
そして、宗一郎にとっても宗次郎の実の娘の葉月の存在は邪魔だろう。
そこから割り出されたのは…。
栄太…さん?」
大当たり。さすがね」
どうして…、どうして栄太さんが?!」
それは本人に聞きなさい」
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